ラストオーダーの重要性

ラストオーダーは、居酒屋などの一般的な飲食店で使用されるのと同じ意味合いで使われます。
つまり、その日の最後の注文ということです。
居酒屋でも同じですが、閉店の30分前または1時間前に、内勤がそれぞれのテーブルを回り、ラストオーダーを聞いて回ります。
実はこのラストオーダーが、お客さんはもちろん、ホストにとっても非常に大事な存在であるのです。

ホストクラブでは、注文したお酒は、飲みきりが基本。
あまりボトルキープの文化はないようです。
なので、30分前に入ったオーダーが何であれ、ホストは30分でそれを飲みきる必要があるのです。

お客さんは、お気に入りの担当が、たくさんお酒を飲むところを見たいものです。
あと30分しかないから、ビール一杯にして欲しい……、そんな弱気な発言では、自分の抱える顧客を失望させてしまうことになりますので、ホストはラストオーダーが何であれ、喜んでボトルを開けなければいけません。
もしラストオーダーが、テキーラのような度数の高いお酒のボトルだったらどうすればいいのでしょうか。一気飲みは危険すぎます。

そこで、ヘルプを呼び、複数人数のホストで協力して飲みきるということになります。
担当ホストからすれば、一人で飲まなければいけないお酒の量が少なくなりますし、お客さんからすれば、自分でオーダーしたお酒をたくさんのホストたちが集まって飲んでくれるということで、嬉しく思えますよね。
これはある意味WIN-WINな文化だと思います。

売り上げの締め日のラストオーダーは、また別の重要性を持ちます。
月ごとの売り上げで、その店の中でのランク、ナンバーは決まります。
ホストは締め日には、たくさんのオーダーをしてもらえるように努力し、お客さんも自分のお気に入りの担当の人気を上げるために、競ってオーダーします。
そういう雰囲気のないお店もたくさんありますが、オーダー合戦のような活況は、参加しないで見ているだけでも楽しいものです。

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